旅が教えてくれる大切なこと

ゲストハウス「ひるねこ」✖️体験型宿泊施設「旅ねこ」

 

株式会社 Officeひるねこを設立したきっかけ。
香川県の塩飽諸島にある離島、讃岐広島に「ひるねこ」というゲストハウスと、「旅ねこ」という体験型宿泊施設があります。

さかのぼること、2014年5月。
瀬戸内海の島々を旅していた私は、そこで、古きよき、美しい原風景を目の当たりにします。
自然と溶け込むようにひっそりと佇む情緒的な集落や、ゆっくりとしたペースで暮らす島の人。
日本には6852の島々があり、有人島は416島。
一つ一つが、小さな国のように、異なりがあって面白い。

あっという間に島々に魅了されました。
そして、香川県の讃岐広島で運命的な出会いをします。
両親と同じくらいの島の人たちが、「過疎化・高齢化で、島がいずれ無人島になってしまう」ことを話してくれました。

「どうしたらいいと思う?」と聞かれて
「この島には、宿がないから、宿を作るのはどうですか?」と答えました。
瀬戸内海の島々をめぐるなかで、美しい家々が空き家となって朽ちている姿を目の当たりにしました。
「日本的な古民家を残すためにも」と。

翌月6月に、私は企画書を持ってふたたび讃岐広島へと向かいました。
自分が言ったことをどうしても、島で実現できないかと考えて。
企画書は、「空家を再生して、宿のない島に宿をつくる」という目的を書いて。

そして、あっという間に島のみなさんと話しがまとまって、毎月のように讃岐広島へ自力で通うこととなりました。

2015年6月に「ゲストハウスひるねこ」ができたことがきっかけとなり、その後丸亀市の補助金によって「体験型宿泊施設旅ねこ」も完成しました。
Officeひるねこは、こうした島の経験を生かして、もっともっと、日本中の島で少しでもお役に立てないかという思いで立ち上げました。
会社名に「ひるねこ」をつけたのは、あの日が原点だと思っているから。
2012年に会社を辞めて世界放浪の旅をした日から、長い旅はまだまだ続いているようです。

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2016年6月、さぬき広島にゲストハウス「ひるねこ」✖︎体験型宿泊施設「旅ねこ」は誕生しました!

 

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