生きる力を育む、島を冒険しよう

日本は大小6852の島々で構成された美しい島国です。そのなかで、有人離島は416もあり、それぞれが小国のように個性的で魅力です。

その一つ、讃岐広島は、香川県・丸亀市の沖に浮かぶ瀬戸内海の離島で、塩飽諸島の中でもっとも大きな島。2019年、日本遺産に認定された「石の島」でもあります。集落は海沿いに7つ。いまも神事や祭り、古い家並みなどが残り、島ごとタイムカプセルのよう。

しかし、「なんにもない島」というのをよく耳にします。本当でしょうか?

実際に島へ行き、島を知ってもらいたい。そこは、どんな島で、どんな人がいて、どれほど魅力的なのか。その思いから、島のみなさんと一緒に、週末島旅学校を開催いたします。その日、きっと「本当に大切なもの」がみつかるかもしれません。

  1. 授業内容
  2. スケジュール
  3. アクセス
  4. 問合せ/申込み

なんにもない? いやいや、讃岐広島へ来てごらん。のどかな時間、人との出会い、懐かしい家並みと美しい瀬戸内海が広がる島で、タイムトラベルしよう!

舞台となる讃岐広島は、人口190人。急速に過疎化・高齢化が進んでいます。その一方、住民同士の連携・協力により、島の豊かな自然や歴史など地域資源を活かした島おこし活動が行われ、島の活性化に向けた機運が高まっています。
このたびの週末島旅学校では、「学校は島、先生は島の人」をメインテーマに、なんにもない素朴な島だからこそ触れられる、島の歴史や人々との交流を通して、大人も子供ものんびり楽しく島暮らしを体験していただけます。

“ただいま”と“おかえり”が心地よい。

遠く懐かしい景色が瞼に広がるふるさと、讃岐広島の週末島旅学校へ訪れてみませんか。
そこにはきっと、忘れかけていた記憶と感じたことのない、心あたたまる体験が待っています。

週末島旅学校では次の内容を予定しています。(普段はなかなか見学が難しい・要予約箇所を探検できます!)

日本遺産の石の里を知ろう!

讃岐広島は、石の島。2019年に日本遺産にも認定されました。大阪城の築城にも使った青木石が有名で、日本の近代化にも大きな貢献を果たしました。かつて、島の中には60も70も丁場(採石場)があり、石産業で発展してきましたが、いま続いている丁場はごくわずか。島旅学校では、今も続く丁場へ行って、長い年月をかけて切り開かれた圧巻の岩肌を見学します。
そして、石屋さんをしていた島の方に、「島と石」の歴史を聞かせていただきます。

石の島についてはこちら

豪壮な古屋敷・尾上邸を探検しよう!

讃岐広島は、香川県塩飽(しわく)諸島の島のひとつ。かつて塩飽水軍とよばれる操船技術の優れた水夫が多くいて、かの有名な咸臨丸に乗船したり、江戸幕府の御用船方として大きな貢献を果たしたりと活躍しました。その功績により、幕府から直接自治することを認められた「人名(にんみょう)」制が置かれたところでした。
また、立石という集落に、廻船問屋だった尾上家の邸宅(尾上邸)があり、現在は空き家となっているものの、島にとって大切な財産です。今回、特別に中の見学ができます。
およそ200年前に建てられた総けやき作りの豪壮な古家屋を探検して、タイムトラベルをしましょう!

尾上邸についてはこちら

 

島の人に竹細工を教わって、BBQも!

360度海に囲まれた島は、ときに過酷な暮らしも強いられてきました。だからこそ、島の人たちには自分たちでどうにかする力があります。それは、島にある自然のものを使って、器用に生活をおくる「生きる力」となるものです。そのひとつである「竹細工」を島のおじいちゃんに教えてもらいましょう。
そして、茂浦(もうら)という情緒的な集落で、島の人たちと一緒にBBQをしながらふれあいの時間も。「島のこと」をたくさん聞いてみましょう!

茂浦についてはこちら

自由時間! ちょこっと島をお手伝い?(※)

浜辺を綺麗にしよう!

過疎化や高齢化で、島の大切な伝統・文化・風習を後世に伝えることが難しくなってきているなか、日常生活での人手不足も問題に。そこで、みんなで出来ることからお手伝いしてみませんか? 島は海に囲まれ、多くの漂流物が浜辺にやってきます。なかには、環境破壊につながるゴミも。浜辺でゴミを拾って美しい島の光景を自分の目で見てみましょう!

畑仕事のお手伝い!

島では多くの家が自給自足でした。高齢化によって、畑も減っています。ゲストハウスひるねこの隣は、宿泊者がいつでも来て食べられる野菜を育てています。日頃、島の方々が「来た人に島の野菜を食べてもらいたい」と頑張ってくれています。それでも、土を耕すのは重労働。普段、あまり土に触れる機会が少ない方や、どのように野菜を育てるのか知らない方など、この機会に土を耕してみませんか? みなさんが耕してくれた土には、引き継いで島の方が春野菜を植えてくれます。春になったら、また訪れてみたくなりますよ。

(※)お手伝い内容は、時間がある場合に限ります。また、お手伝いではなく集落の散策など、自由にお過ごしいただけます。

 

当日の時間割

11時40分 讃岐広島・江の浦港にて集合/自治会長のご挨拶

12時00分 尾上邸探検!

12時40分 青木の採石場を見学して、石と島の歴史についてお話しを聞こう!

14時00分 茂浦でBBQしながら、島の人たちと交流しよう!(竹細工に触ってみよう)

15時30分 海や集落を散策したり、ゴミ拾いをしてお手伝いしてみよう

17時00分 港へお送りして、解散! (17:25発のフェリーで丸亀へ)

※当日の状況により全体の時間がずれ込む可能性がございますが、尾上邸と採石場、BBQは必須コンテンツです。また、帰りの船便(17:25発)には必ず間に合うように終了いたします。

<行き方>
高松空港→丸亀駅(リムジンバス・所要1時間)
丸亀駅→丸亀港へ(徒歩・所要5分)
丸亀港→讃岐広島へ(フェリー・約20分〜30分)

島内の移動:船の発着に合わせて、コミュニティバスが走っています。

車の方:丸亀港よりフェリーでお越しください。高速客船は車を載せられません。

以下で時間などご確認ください。
空港リムジンバス(高松空港〜丸亀)※坂出まで行くバスしかない場合は、JRに乗り換えて10分ほどで丸亀駅です
備讃フェリー(丸亀〜広島の江の浦)

週末島旅学校申し込みはこちら

■参加費・交通費
大人1000円 子供(小学生まで)500円
交通費は各自お支払いください。

■丸亀市から讃岐広島までのフェリー・客船案内
丸亀港11:10発/讃岐広島11:32着の船便でお越しください。
詳細は、丸亀市HP「広島へお越しの方へ」をご覧ください。
★集合は江の浦港です。

■宿泊
当日は讃岐広島での宿泊施設がクローズしております。
丸亀駅周辺や坂出駅周辺のホテルが便利です。

■キャンセル規定
・お客様のご都合による、お支払い後の返金はいたしかねます。予めご了承ください。
・天災によるもの、または、主催側の事情により中止の場合は全額返金いたします。

■免責事項
・ご旅行中、および現地での事故・ケガ・盗難等の損害が生じた場合、弊社では一切の責任を負いませんので
各自保険などに加入されることをおすすめいたします。

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