旅が教えてくれる大切なこと

旅レポ「4/9御船印めぐりツアー」東京湾を周遊し、ペリー来航の地でドック見学と御船印収集してきました!

 

こんにちは。OfficeひるねこスタッフKです。

少し前のことですが、先月4月9日(土)御船印めぐりツアー「3つの船を楽しみ、開国からの歴史を辿る浦賀ドック見学!」へ行ってきました。

今回は、東海汽船さん、東京湾フェリーさん、トライアングルさんの3社コラボが実現した日帰りツアーで、ジェットフォイル、カーフェリー、クルーズ船での東京湾周遊に加え、目玉はなんといっても浦賀ドック見学!

およそ116年も稼働していた造船所の跡地で、ガイドさん付きでないとドック下まで見学できない大変貴重な機会なのです。

また、浦賀といえばペリーと黒船来航の地ですね。

3つの船に乗り、横須賀グルメに、歴史に、トークショーにと盛りだくさんの一日をレポートします。

■08:30 東京・竹芝桟橋より東海汽船さんの高速ジェット船で出発!

この日は「セブンアイランド 友(とも)」でした。
カラフルなラッピングが目印!

いざ出航〜!
スタッフさんたちに手を振って「いってきま〜す!」
旅の始まりはいつもワクワクしますね。

■09:30頃 久里浜港(横須賀)到着

下船し、東京湾フェリーさんへ乗り換えます。

乗り換えまでの間、船旅アンバサダーの希さんより、ご挨拶とツアー特典のサイン入り御船印帳のお渡し会がありました。

御船印帳は東海汽船さんオリジナル!

皆さんとても嬉しそうに受け取っておられました。

■10:20 東京湾フェリー「しらはま丸」乗船!
これから金谷港へ向かいます。

スタッフさん案内のもと、普段入ることができない操舵室を見学!

とっても貴重な操舵室からの眺め。

写真には写っておりませんが、しらはま丸の操舵室には、船長さんはじめ3人の船員さん方が横に並んで操縦や監視をされていました。


窓の向こういっぱいに広がる東京湾にうっとりしていたら、LNG船(液化天然ガスを輸送する船)の姿が・・・

・・・おおっ!

どんどん距離が近くなっていきます・・・
(確かこの時で800mくらいの距離と仰っていたような)

ち、近い!!そして大迫力。

興奮でシャッターを切る手が止まりません!

この距離を通り過ぎるLNG船を見られることもなかなか無いそうで、参加者の皆さんも大興奮でしたよ〜!

船内ではほかにも、御船印を買ったり、記念スタンプを押したり、デッキで東京湾の風に吹かれてみたり…と
それぞれ自由に過ごしました。

今回の久里浜〜金谷間は往復クルーズだったので、船内でたっぷり楽しめました。

しらはま丸は、おなじみのチーバくんラッピング!

やっぱり東京湾に映えますね〜!

さて、久里浜へ戻り、お待ちかねのランチタイム♪

■12:00 横須賀海軍カレー&横須賀バーガーのランチ

栄養&ボリューム満点の横須賀グルメをいただきました。
カレーはハーフサイズ!

お腹を満たした後は、運動がてら10分ほど歩いてペリー公園へ。

ペリー上陸記念碑が立てられています。

せっかくなのでペリー記念館に入り、来航を伝える数々の記録を拝見しました。

2階フロアの床には「ペリーすごろく」なるものがあり、ペリー来航のきっかけから上陸に至るまでの歴史を遊びながら学ぶことができます。

わかりやすくておもしろい!

久里浜へ来たらペリー公園と記念館にも寄ってみてくださいね。

さて、いよいよ浦賀へ向かいます。

13:25頃 浦賀ドックへ向けて出航!

御船印めぐりツアー初、トライアングルさんのクルーズ船「シーフレンド8」が登場!

「シーフレンド8」久里浜港での後ろ姿。1階、2階に広いデッキがあります

トライアングルさんは主に横須賀の海を得意とし、猿島航路やYOKOSUKA軍港めぐりなどの各種クルーズ運航やイベント企画をはじめ、海難救助や海上支援などの技術事業も展開されています。

今回は久里浜〜浦賀航路の特別チャーターでの往復。

うっかり船内の撮影を忘れてしまったのですが、ソファが船内を囲むように配置されていて、景色が見渡せるようになっていました。

公式ホームページによると、座席数は1階・2階合わせて150名ほどとのこと。

こちらは浦賀にて。前から見てもカッコイイですね〜!

とても気持ちよい乗り心地でついウトウトしてしまうのですが、トライアングルさんのクルーズ船に乗ったら注目していただきたいのが、案内人のスタッフさんによる生ガイド!

その時の航路や風景に合わせた歴史解説やエピソードがとてもおもしろく、飽きずに聴いていられます。

船に詳しくない方にも安心して楽しんでいただけるよう、わかりやすい解説を心がけているそうです。

あっという間の30分間でした。

船内にて「浦賀の渡し」の御船印を購入

御船印に描かれている「浦賀の渡し」は約300年の歴史ある渡し船。

ポンポン船という可愛い呼び名がついています。

トライアングルさんが運営されていますので、ぜひ乗ってみてくださいね!

浦賀まで同行してくださったトライアングルの鈴木社長と記念の一枚!

■14:00頃〜浦賀ドック見学!

ついに来ました!浦賀ドック〜

浦賀ドックの歴史はとても長く、幕末の明治32年(1899)に建造され、平成15年(2003)に閉鎖されるまでの間、1000隻以上の造船や修理が行われたそうです。

船員さんの練習に使われたあの日本丸もこちらで造られたのですよ〜!

船が出入りする水門側にて、高さ10mほどから見下ろすとこんな景色です。

浦賀ドックの大きな特徴は、「フランス積み」というレンガの配列で造られたドライドックであること。

長いブロック、短いブロックが交互に配列されたフランス積みのレンガの壁

現存するレンガ積みのドライドックは世界に4ヶ所しかなく、そのうちの一つが浦賀!という希少性にとても驚きました。

ガイドさん案内のもと、ドック下へ降りてみると、

船を支える盤木(バンギ)がずらっと積まれています。

この盤木で作業中の船の重さを支えていたのですね〜

近くに寄ってみると、盤木に残る作業跡からなんだかとても長い歴史を感じました。

こうやって残して伝えてくださるのはとても有り難いですね。

(このシーンはドック下へ行く前ですが)ガイドさんが一緒だとお話を聞きながらドック下まで見学できるので、とてもおすすめです。(予約が必要です)

しかも、ドック下まで見学できるのは日本で唯一、浦賀ドックだけ!

一人ひとりにイヤホンが渡されるので、離れていてもガイドさんの素敵なお話がちゃんと聞こえますよ〜

■15:00頃 船旅アンバサダー小林希さんによる御船印スペシャルトーク!

さて、久里浜港へ戻る船内で、希さんによるスペシャルトークショーがありました。

トークショーでは、旅して集める船の御朱印「御船印プロジェクト」への思い、船旅にハマったきっかけ、船と島の生活との密接な関わりについてなど、船と島に関するお話をたくさんうかがいました。

希さんのお話の後はいつも、「あぁまた船に乗りたいな」って思うんですよね。

各船社さんの御船印の特徴を説明する希さん

希さんご自身も御船印をコツコツ収集されていて、遂に1冊埋まったそうです!

印帳いっぱいに貼られた御船印を見せてくださいました。

見本ではなく、希さんのマイ印帳ですよ〜!

色とりどり、魅力あふれる各船社さんの御船印を前に「おお〜!」「これはすごい!」「きれい!」と皆さん興味津々。

こんなにたくさんの御船印を間近で見られることはそうそうないですよね〜

気になる御船印はありましたか?

今回のツアー限定、3社コラボ御船印です!

船旅した思い出を眺めて、またいい旅ができますようにと感謝を込めながら貼りました。

さて、2021年4月1日からスタートした御船印プロジェクトには、現在76社の船社さんが参加されています。

コロナ禍でスタートしたのでまずは関東近郊の船社さん中心でしたが、おかげさまでこのプロジェクトに興味を持ってくださる方や、御船印をきっかけに船に乗る方が少しづつ増えて、日本全国の港に御船印の輪が広がっています。

希さんが御船印発案のきっかけを話してくださったとき、「島の方々と話していると船が生活に欠かせない存在だと気づく。でも乗る人が減ってくると船の存続も厳しくなってしまう。御船印をきっかけにでも船に乗ることが、まわりまわって島の地域の方々の支えになってゆくと知ってほしい」 と仰っていました。

集めて楽しくて、島の支えになってゆく。

御船印プロジェクトは本当に素敵な取り組みですね。

島と船を愛する希さんだからこそ発案できたプロジェクトだと感じます。

16:35 久里浜港 〜 17:35 東京・竹芝着(解散)

というわけで、最後は竹芝に到着し皆さんとご挨拶をしてお別れしました。

ご一緒した皆さま、ありがとうございました。

(最後の写真がないので、浦賀ドック下にて手を振る希さんとともに)

ではまた次の旅でお会いしましょう!

ご一読いただき、ありがとうございました。

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▼過去の御船印ツアー参加レポはこちらより▼

2021年10月23日

久里浜〜金谷の船旅編・ブリッジ見学も!
アジを捌いて海鮮づくしの昼食とトークショー編
ジェット船ドック見学と夜景クルーズ編

2021年12月11日

12/11御船印めぐりツアー第3弾に行ってきました!

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